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2006年 01月 30日 ( 1 )
見方、見え方について
カメラを買って一週間たった。
今んとこ全然飽きない。
相変わらず楽しい。

不思議とカメラに詳しい人がまわりにいて、少しずつ使い方を教えてもらって、少しずつカメラをコントロール出来るようになって、ちょっとほめられたりして、もうどんどん楽しくなる。

「株をはじめると世の中の見方が変わるよ?」という話をきいた。
株の事が頭にあるので、日常のいろんな物事に経済的な絡みが見えるようになって面白いらしい。
居酒屋の接客ひとつにも(株を起点として)ストーリーが見えるんだって。

カメラを買ってから、僕にとって世の中が視覚的にぐっと面白くなった。
頭のすみに『これを写真に切り撮ったらどうか?』というのがあるから。

枯れて木に絡まったツタとか、放置されてぼろぼろのトタン小屋とか、
コンクリートのヒビにしみ込んだ水の滲みとか、晴れた日の葉っぱの緑とか。
オレンジや黄色でにぎやかな工事現場なんか圧倒的にPOPだ。

たくさんのものが、少し頭のおかしい芸術家の立派な作品のように見える。

でっかいビルを見上げると、もうそれはSF映画のセットにしか見えない。
(もし黒かったりしたらスター・デストロイヤーに見える!)

夕方の空のオレンジから青へのグラデーションなんてすごい。
プログレバンドのレコードの変なジャケットのようだ。
今にも『未知との遭遇』の宇宙人と人間の会話(共通言語としてシンセサイザーの電子音を使う)が聴こえてきそうだ。

意図して作られた人工的なものもすごくいい。

こないだ多摩ニュータウンの近くを車で通った。
まだきれいなでっかいマンションがいっぱいある。
「ああ、やっぱでっけえ建物はかっけーなあ」
とか思っていたらちょっと違和感が。
大きなマンション群。
道路から見て手前は低く、奥は高く、とマンションの高さが違う。
手前から奥に、マンションの形状、道路に対して長方形の正面の角度が微妙に違う。
一棟一棟がなんかアシンメトリーな感じだし。
なんかちょっとへんな感じが…あ!
そうか!
目的地に向かう車がマンション群を大きく迂回して気づいた。

それはなんと、少し離れた外周道路のどの位置から見ても『マンション群全体』としての造形が美しく見えるように計算されつくされていたのだった!!
(と、少なくともおれは思った)
あんなでかい、あんな規模の建物達で見た感じの美しさを追求するとは!
そして、それを具現化してしまうとは!
なんてこった!!!


というような感動に溢れた毎日を送っています。
(何人かの友達には「とうとうイカれたみたいだね」と言われた)

でも、残念ながら見た通りの絵を写真におさめる事はなかなかできません。
見たそのままよりももっとすごいもののように撮ってしまう人もいるのにな。

やはり難しいものだ。

***追記*****************

昨日の明け方は非常に素直な、すがすがしい気持ちだった。
(たまにそういうテンションになり周りが見えなくなる)
そしてそんな気持ちを誰かにしゃべりたくてしょうがなかったが弟もすでに寝てた。
しょうがないからブログに曝したのが上の文章だ。

俺ってホントきもいな。
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by slowdeath | 2006-01-30 05:54 | *コメント欄(たわごと)